■ 1発勝負じゃないよ
1回のフォトツアーでは約300枚〜500枚ぐらい撮影します。具体的な枚数はカメラマンさんの気分とか色んな状況によって変わるそうです。
たとえば、450枚撮ると言っても、実際は同じポーズで5枚とか10枚とか撮ります。だから、ポーズの種類は60ポーズぐらいです。
まばたきしたのを取り直したり、良い表情が出るまで待つ他に、光の加減をレフ板で変えたり、ちょっとずつポーズを変えながら何枚も撮りました。

■ 構図やポーズ決めはカメラマンの仕事
プロのモデルによる撮影の場合、モデルが自由にポーズ取って、カメラマンが写真を撮るというのがあるみたいですが、フォトツアーでは、ポーズや構図はすべて、カメラマンさんとアシスタントさんがその場で決めてくれます。

撮れた写真は、ばっちりそのカメラマン好みになってます。カメラマンによって得意な構図やポーズみたいなのがあるみたいで、ポーズを取りながら「このポーズ、サンプルで見たのにあったなー」と良く思ってました。
だから、フォトツアーをお願いするときは、カメラマン毎のサンプルを見せて貰って、自分好みの写真を撮ってくれるカメラマンを指名すると良いです。だいたい同じような写真を撮ってくれると思います。ちなみに、構図の打ち合わせ中は、新郎新婦はメークさんと一緒に休憩です。

■ 自然な笑顔って難しい
撮影で何が難しいかって、それは自然な笑顔を出すこと。
披露宴では、披露宴の流れの中でカメラマンが勝手に写真を撮ってくれるので意識しなくても自然な表情が出るんですが、フォトツアーの場合、写真を撮る事だけに集中するので、自分で意識して笑顔を作らないといけません。

そして、これが非常に難しい。
しかも、普段の生活では絶対やらないようなポーズを、「ハイ笑顔作って」と突然言われます。
まるで、ドラマ撮影で、「ハイ泣いて」と言われているようです。

ポーズの例
新郎が柱に背をもたせ、新婦と向き合って見つめ合う(青春ドラマじゃないんだから)。
二人が向かい合って、二人で持ったブーケを見つめながら笑顔(ブーケ見ても何にも面白くな
いぞ)。
手をつないだままお互い見つめ合いながら、会話をしながらゆっくり歩く(いきなり話すこと
がありません)。
しかも笑顔で(できるか!)。

特に二人で見詰め合って笑うという注文が一番難しいです。照れもあるし、顔がひきつって全然いい笑顔になりません。自分の顔が引きつった顔を見たことがある人は少ないと思いますが、変な顔ですよ。変な笑いシワが入ってかなりブルーになります。
どんなに綺麗な人でも、絶対人には見られたくないような写真が過去に1枚や2枚ありますよねえ。あんな感じの写真がいっぱい撮れます。

プロのカメラマンに撮ってもらえば、誰でもモデルのように綺麗な写真を撮ってくれると思ったら大間違いです。撮られる方もモデルに成りきって演じなければいけません。せっかく自分から頼んで綺麗な写真を撮ってもらうんだし、変な照れはナシで成りきりましょう。開き直りが大事です。

ちなみに、アシスタントにはギャグ担当の方がいました。カメラマンさんが「笑顔5でお願い」と言ったら、10を大爆笑として5ぐらいの笑顔が出るように、小ネタしたり、物マネしたり、頑張ってくれます。

■ 自分が綺麗に写る表情を知る
上と内容がかぶるんですが、突然良い表情をしてと言われても、モデルでもないのになかなか出来るもんじゃありません。
撮影してる間に慣れてきて自然な表情になってくるとは思いますが、慣れたからといって、最初に戻って撮り直す訳ではないので、それまでの写真はそのままです。
僕らの場合も、最初に「ルメルシェ元宇品」で撮った写真は、変な顔の写真ばっかで、どれも気に食わん。

最初から良い表情で撮ってもらいたければ、普段から鏡の前で笑顔の練習しておきましょう。

■ フォトツアーでも花嫁が主役
フォトツアーでは、新郎新婦が一緒に撮影されるものと、どっちか1人だけで撮る写真があります。もちろん、花嫁さんの方が撮る枚数が圧倒的に多いです。
僕らの場合、花嫁だけの写真は20ポーズぐらいありましたが、花婿だけで撮ったのは、3ポーズぐらいでした。しかも全部白黒。
二人で撮る写真も、花嫁のバックで花婿にはボカシというパターンが多かったです。

■ フォトツアーでも花嫁同士がバッティング
結婚式会場や披露宴会場で花嫁同士がバッティングという話は聞いたことがありますが、フォトツアーでもあり得ます。
ていうか、ありました。

ハウスウェディング会場を借りて撮影したんですが、別のカップルが前撮りしていて、見事にバッティング。何だか分からんけど、何とも言えない空気になりましたよ。花嫁同士はお互い見て見ぬ振り。あちらのカップルは、ワイングラス片手に「乾杯〜♪」みたいなポーズ取らされてました。

■ 花嫁さんは注目の的
とにかく、ウェディングドレスの花嫁さんは目立ちます。
しかも、結婚式会場ではなくて、町中に現れると、その注目度は半端じゃありません。

うちは、広島大学の跡地の広場で撮影したんですが、人がうじゃうじゃいて、とにかく見られまくりました。遠くからじーっと見てる人、「綺麗だねー」と声をかけてくれるお婆さん、ドレスをさわりにくる小さい子供、いろいろいました。

ハウスウェディング会場での撮影も、会場下見に来ていたカップルや新婦のお母さんの注目の的でした。しかも、今から花嫁になる人たちなので、その目は超真剣。

ただ、「綺麗」とか「かわいい」とかコソコソ話しているのが聞こえてきて気分は良かったです。
「かっこいい」という声は一度も聞かなかったけど。。。

■ 虫除けスプレーは必需品
屋外の撮影では、昼でも蚊がたくさんいます。うちの花嫁は蚊にかまれまくって、大変でした。少なくとも10匹以上にかまれましたよ。ドレスのスカートの中にも蚊が侵入してきて、足もボコボコでした。しかも、こめかみを刺されて、ぼっこり膨れて、写真にもバッチリ写ってます。虫除けスプレーを塗るか、蚊取り線香を持っていくことを強くお勧めします。

■ アルバムについて
Lavie-Factoryのアルバムは普通のアルバムとは違うので、あまり参考にならないかもしれません。Lavie-Factoryのアルバムは、台紙に写真を貼るタイプのアルバムではなく、中学・高校の卒業アルバムのような感じです。だから、完成まで1ヶ月半かかりました。
アルバムの中に、アクセントとして英語でいろんな言葉が書いてあるんですが、これは勝手に決められるみたいです。
言葉の内容はかなり濃厚で、日本語だったら恥ずかしいというものです。

僕らの場合、アルバムに入れる写真は選ぶことができませんでした。
絶対これを使って欲しいという写真は使われず、ちょっとな〜という写真が選ばれていて、ちょっと残念。でも、お願いしたら選ばせてくれたかも知れない。

■ 結局フォトツアーはアリなのか?
果たしてブーケ代を含めて22万円の価値があったのかというと、あったかな?あったあった。

実は、うちは夫婦ともあんまり写真を眺めたりしないので、フォトツアーの写真はあんまり見てません。特にアルバムは、数回眺めただけで、未だにケースに入ったままです。

僕は、「花嫁さんいらっしゃい!」に使うために写真を見たりしましたが、それ以外ではほとんど見てないんです。
でも、特に後悔はしてません。ちゃんとした物を残したという行為に満足してます。
子供ができて大きくなったときに、「お母さん綺麗だね」と言われたら「撮っておいて本当に良かった」て思えるんじゃないかと思ってます。


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花嫁さんいらっしゃい!