シアトル出身ジミーヘンドリクス(ジミヘン)の銅像

わたしのいとこも友達も、結構みんなハネムーン中に喧嘩したらしいんよね。理由はだいたい二人のやりたい事が別々だから。ラスベガスで、彼女はファッションショーモールに行きたいけど彼はカジノに行きたいって喧嘩するとか(実話)。ディズニーワールドのエプコットセンターでアトラクションの途中で彼氏が寝たりとか(これも実話)。

ハネムーン中に喧嘩してしまっても、ロマンチックなイベントがあれば仲直りする可能性も高い。

ハネムーンの話じゃないけど、大学時代、カナディアンロッキーに男3人旅をして、途中で僕以外の2人が喧嘩したことがあった。車の中で二人は口も聞かず気まずーい雰囲気。それでも、カナディアンロッキーのあまりの美しさに感動して、二人は無事仲直りしたことがあった。

そんなわけで、僕らはロマンチックなイベントを盛り込んだハネムーンを計画しました。
結果は、もちろん喧嘩なし。皆さんも喧嘩しそーだなーという不安があるんだったら、ロマンチックなイベントを盛り込んだハネムーンを計画しませんか?

以下は僕達のハネムーン日記です。


カーテンの向こう側

ついてる度★★★★★
アメリカに出発の日、空港につくのが予定よりちょっと遅れた。案の定、空港のカウンターには長蛇の列。早くしないと、窓際の席はおろか真ん中の5列席の真ん中になってしまううう。トイレに行くとき、いちいち「スミマセンスミマセン」と言わなくちゃいけなくなると思いあせってたのに、グランドホステスさんはそんなの知らぬ存ぜぬで超マイペースな仕事っぷり。出発前なのに段々いらいらしてきた。

やっと自分達の番が回ってきたとき、「申し訳ありませんが、お二人並んだ席が用意できませんので、ビジネスクラスの方に座っていただきます」って言われた。「はーそーですか。分かりました。」っておい、ぜーんぜん申し訳なくないよー。これが噂に聞くオーバーブッキングの繰り上げってやつかー。うちの親は唯一の海外旅行でこのおいしさを味わったのに、これまで何回も飛行機乗ってて初めての経験。

いやーカーテンの向こうがこんな天国だとは知らなかったよ。席に着いた瞬間にシャンパン持ってきてくれるし、スリッパ、靴下、歯ブラシセットもらっちゃった。各座席にテレビがあって、映画も最新のをやってるよ。それよりなによりこの広さ。

そしていよいよディナータイム。今まで食事中になったら、なんでビジネスとエコノミーの間のカーテン閉めちゃうんだろと思ってたけど、これでナットク。この料理の差見せられちゃやってらんねーもん。でも、僕らがいかにもエコノミー上がりですっていうのが丸見えだったのか、フライトアテンダントさんの反応が他の客と違ってた。

皆さん、狙い目はちょっと遅めのチェックインですよ。でも、それで飛行機に乗れなくなっても一切責任はとれません(それから、遅すぎるとカップルで別々に座る羽目になることもあります)。


オスなのにKeiko、フリーウィリー

気持ち悪くてそれどころじゃない度 ★★★
大学時代シアトルに4年も住んでたのに、一度も行ったことがなかったSun Juanアイランド。ここはアメリカ有数のハネムーン地として有名。さらに有名になったのが、映画「フリーウィリー」のロケ地になったこと。

ホエール背びれ

こりゃ、フリーウィリーことKeikoを見に行かねばという事で、さっそくチケットをオンライン予約して、わくわくしながら行って来た。最初は「左に見えるのがアメリカの国鳥ボールドイーグル(はげわし)です」とかわーいわーいと海を眺めてたんだけど、だんだん気持ち悪くなってきて、二人ともあえなく船酔いでダウン。数あるホエールウォッチングの船の中で一番大きい船だったのに・・・。

それから7時間ぐらい船に乗らないといけない事が分かり、すっかり戦闘意欲ゼロ。もうKeikoなんて見たくねえって感じ。「あー海に飛び込んで鮫に食われて楽になりてー」という所まで追いつめられたが、船の中で売ってた25セント(約30円)の酔い止め飲んだらすっかり回復。早く飲みゃ良かった。

で感想は、「あ、そ、ふーん」って感じ。シャチの群が泳ぐのが見えるけど、なんせ大きい船だから近くまでいけず、感動も薄かった。彼女なんて、最初の2、3分見たらあまりの寒さ(7月なのに)に船内に戻っちゃったし。小さいボートみたいなのに乗った人たちは、すぐ近くで見れてて羨ましいかったなあ。でもあのボートに乗ってたら、途中で絶対海に飛び込んでたなあ、と自分に言い聞かせつつホエールウォッチングの一日は終わった。ちなみにホエールウォッチングと言っても、くじらは見えません。このホエールとは、シャチ(キラーホエール)のことです。ところで肝心のKeikoは生まれ故郷のアイスランドに帰ったんだって。

・Victoria Clipper(英語)
http://www.victoriaclipper.com/


ゴーゴーマリナーズ

大魔人見たかった度★★★★★
今回のハネムーンで最も楽しみにしてたのがマリナーズ観戦。大魔人佐々木やイチローがマリナーズに入る前から、筋金入りのファンなのだ。大学時代はキングドームが本拠地だったけど、老朽化が激しくて新しく建てたのがセーフコフィールド。すんごいかっこいい球場だった。

それにしても、シアトルの建物ってなんであんなにもろいんでしょ。キングドームは、天井が落っこちたのが原因で建て直したし、母校のワシントン大学のフットボールスタジアムも観客席が落っこちたし、レイクワシントンに架けられた橋も数日で壊れた(昔、橋が揺れてる○イオニアのCMがあったんだけど、その橋)。

関係ないけど、シアトルでは未成年へのアルコール販売が厳しくて、絶対に身分証明書を見せないと買えなかった。特にキングドームはひどくて、40歳のおっさん捕まえて身分証明書見せろっていってた。どう考えても21歳には見えないっつうの。

ホストがセーフコフィールドで働いてた事もあり、とっても良い席をゲットしてもらった。結果はマリナーズの圧勝。11-0。佐々木の出番はなし。嬉しいような悲しいような。それにしても今まで10回以上見に行ってるけど1回も負けたことがないんだよね。この日も超満員で、やっぱ地元で強い球団はお客さんも入るなあと感心した(カープも広島市民球場では絶対勝ってね)。

当時の佐々木はシアトルっ子の間でも本当に人気あった。でもこの数年後に、佐々木は日本に帰って離婚して榎本かな子と結婚するんじゃけど、前の奥さんと離婚する前、シアトルで榎本かな子としょっちゅう飯食ってるところを目撃されていて、シアトルの日本人の間でちょっと評判が良くなかったそうな。

・シアトルマリナーズ公式サイト (チケットのオンライン購入も可)
http://www.mariners.org/ (英語)


危うしスターバックス

ラテ飲み過ぎ度★★★
シアトルといえばスターバックス。スターバックスといえばシアトル。スターバックスの本拠地があるシアトルには、50メートルに1つはコーヒーショップがあるといっても過言ではない。

一番多いのがスターバックスで、あとシアトルベストコーヒー(SBC)とTully's。1995年にスターバックスが日本に進出する前に、シアトル在住の日本人はみんなスターバックスが絶対日本で流行るから、スターバックスの輸出業をやりたいと夢見たもんです。

スターバックス1号店

感じたのは、スターバックスの勢いが落ちてきたこと。もともとシアトルでは、スターバックスが圧倒的に人気って訳じゃなかったんだよね。SBCも結構人気あるし、Tully'sもすっかりメジャーになった。

僕が住んでたCapitol Hillでは、Vivaceが人気だった。この店は、あまり人には教えたくないっていう人も多いほどの隠れた名店で、味が濃くて個人的には一番おいしいと思う。しかも、Latte Artといって、エスプレッソにスチームを注ぎながら葉っぱのような絵を描いてくれる、なんともいかしたカフェです。このLatte Art、つまようじとか使わないで、ミルクを注ぐときにカップを動かすだけで葉っぱを描くんですよ。ホント不思議。見よう見まねでやってみたけど全然できなかった。

VivaceのLatte Art

フォローじゃないけど、スターバックスが嫌いな訳じゃないですよ。家ではいつもスターバックスです。

これは、余談ですが、シアトルには世界的な会社がいくつもあります。有名なのがマイクロソフト、Amazon.comなどのコンピュータ関係、あと飛行機のボーイングや任天堂アメリカなんかもあります。あと、Eddie BauerやREI、Northface、Patagoniaなんかのアウトドア系メーカーやキックボードが流行ったK2なんかもシアトルに本拠地を置く会社です。

それに加えて、シアトル系と言われる各コーヒーチェーンや東京で流行ってるシナボンとか成長を続ける会社が多くあり、そのおかげでシアトルはどんどん大都市になっていって、観光地としても魅力的な街に変化しています。皆さんも機会があれば是非シアトルに行ってみてください。暇があれば僕が通ったワシントン大学にも寄ってね。でも、Suzzalloライブラリには、閉館直前に女の亡霊が出るんでご注意を。

・Junglecity
http://www.junglecity.com/
シアトルの情報を網羅したサイト。

ニューヨーク編へ続くよ

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